中野区の街の住医、アイエスシーのリフォーム
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施工実績

中古マンション購入後、入居前にここまで変える|杉並区井草のフルリノベーション

中古マンション購入後、入居前にここまで変える|杉並区井草のフルリノベーション
キッチン
建具・廊下
洋室(木目天井)
洗面室
洋室(旧和室)
浴室
工事内容
LDK・キッチン・浴室・洗面室・洋室・建具・収納・トイレ内装・内窓ほか(中古マンション入居前リノベーション)
施工エリア
東京都杉並区井草
期間
約2か月
金額
約1,370万円(税込)
築年数
2007年築

東京都杉並区井草/中古マンション(2007年築・74.58㎡)

中古マンションの購入をきっかけに、入居前の約2か月で住まい全体をリノベーションした事例です。キッチンや浴室といった水まわりだけでなく、LDK、建具、収納、床、照明、内窓まで、これからの暮らしに合わせてひとつずつ整えていきました。

デザインの軸は、ブラック・チャコール・グレー・石目。ただ色をそろえるのではなく、毎日の使いやすさや収納量、設備同士の納まりまで確認しながら、住戸全体をひとつのトーンにつないでいます。

リノベーション後の玄関から廊下を見た様子。石目調のフロアタイルと黒い建具で統一している
玄関を上がった瞬間から、住まい全体のトーンが始まります。ここから順に、家の中を見ていきます。

OUTLINE工事の概要

施工エリア
東京都杉並区井草
建物種別
中古マンション(2007年築)/入居前リノベーション
専有面積
74.58㎡
工事内容
LDK・キッチン・浴室・洗面室・洋室・建具・収納・トイレ内装・内窓ほか
工期
2026年4月着工/約2か月
工事金額
約1,370万円(税込)
主な採用メーカー
クリナップ/TOTO/LIXIL/大建工業/永大産業/アイカ工業/サンゲツ/南海プライウッド

※工事金額は工事内容・仕様・現場状況により変動します。掲載金額は概算です。

CONCEPT住まい全体を、ひとつのトーンで

中古マンションを購入され、入居前にリノベーションを、というご相談でした。まず既存の間取り・設備・内装を一つずつ確認し、これからの暮らし方に合わせて住戸全体を組み直す方針に。部分的な設備交換ではなく、床・壁・建具・収納・設備をまとめて計画しています。

床は600角の大判フロアタイル(サンゲツ)を、既存の床を解体せずに上張り。玄関から廊下、LDK、居室まで同じ床材でつなげました。色数を絞ると、家具や生活のものが増えても空間が散らかって見えにくくなります。

FLOOR NOTE

今回は既存床の状態を確認したうえで、解体せずフロアタイルを上張りしました。条件が合えば工期と廃材を抑えながら印象を大きく変えられます。中古マンションでは、まず既存がどうなっているかの確認から始まります。

LIVING & DININGLDK|住まいの中心をつくり直す

LDKは今回のリノベーションで一番手を入れた場所です。既存の建具と間仕切りを見直し、壁と天井のクロスを張り替え、床は大判タイルへ。テレビを設置する面だけを石目調のアクセントウォールとし、壁掛けテレビ用の下地を仕込みました。天井には間接照明を回し、夜は照度を落として過ごせるようにしています。

リノベーション後のLDK。窓面いっぱいの明るさと石目調のアクセントウォール
窓側から見たLDK。アクセントウォールに壁掛けテレビの下地を仕込んでいます。

壁掛けテレビは、位置が決まってから下地を入れるのでは間に合いません。ボードを張る前の段階で、座る位置と目線の高さを確認しながら補強範囲を決めています。照明も同じで、天井を仕上げてしまう前に高さと位置を検討しました。

リノベーション後のLDKからキッチンカウンター側を見た様子
床材は廊下まで連続。
リノベーション後のカウンターキッチンとLDKの関係。黒い建具とレンジフード、グレーの床タイル
カウンター越しにLDKを見渡せる関係は維持。

壁面に溶け込ませたリビング収納

LDKの壁面には収納を組み込みました。アクセントウォールを挟んで黒い収納を左右対称に配置し、扉の色は壁や建具のトーンに合わせています。閉めているときは収納があること自体が目立たず、壁面全体でひとつのデザインとして見えます。両側ともロボット掃除機が出入りできる仕様とし、収納内部にはそれぞれ電源も確保しました。

リノベーション後のLDK壁面。石目調のアクセントウォールを挟み、黒い収納を左右対称に配置している
アクセント壁の左右に収納をシンメトリーに配置。両側ともロボット掃除機が出入りでき、収納内に電源を設けています。

STORAGE NOTE

ロボット掃除機の収納場所は、扉のかたちだけでなく電源位置まで計画しておくと、生活感を抑えながら使いやすくできます。

KITCHENキッチン|使い勝手とマンションの条件を両立させる

もとはL型の壁付けキッチンで、吊戸棚と対面カウンターがLDKとの間を仕切っていました。新しいキッチンはクリナップのSTEDIAを、同じく壁付けのL型(2100×1800)で計画。扉はロッシュチャコール、ワークトップはフォルテックスのスレートチャコールです。

BEFORE

リノベーション前のL型キッチン。コンロ、レンジフード、シンク、対面カウンターとLDKとの位置関係

AFTER

リノベーション後のキッチン。クリナップSTEDIA、フォルテックスのスレートチャコール天板と流レールシンク

設備を選ぶときは、カタログの機能だけでなく実際に動かしたときのことを確認しました。昇降できる吊戸棚を下ろしたときに水栓とぶつからないか、シンクの前で立ったときに手が届く範囲はどこまでか。図面上は納まっていても、動かすと干渉する組み合わせがあります。

リノベーション後のL型キッチン全景。洗エールレンジフードとビルトイン食洗機を組み込んだ構成
食洗機・IH・シンクをL型の動線に合わせて配置。
リノベーション後のキッチン奥の収納とカウンター。木目の吊戸棚と黒いカウンター
奥は吊戸棚とカウンター収納で収納量を確保。

KITCHEN SPEC

  • キッチン/クリナップ STEDIA 壁付L型 2100×1800
  • 扉柄/ロッシュチャコール
  • ワークトップ/フォルテックス スレートチャコール
  • シンク/流レールシンク
  • 水栓/浄水器兼用ハンズフリー水栓
  • レンジフード/洗エールレンジフード
  • 加熱機器/3口IHヒーター
  • 食洗機/Miele 45cm フロントオープン食器洗い機
  • その他/ディスポーザー更新

KITCHEN NOTE

マンションのディスポーザーは、好きな機種へ自由に交換できるとは限りません。建物側の処理槽に適合するか、管理規約や管理会社への確認が必要です。今回も交換前に適合条件を確認したうえで進めました。

DOORS & BUILT-IN建具と造作|既製品と特注を使い分ける

今回、時間をかけたのが建具です。ドアや引戸は面積が大きく、住まいの印象をつくります。一社ですべてを揃えるのではなく、場所ごとの寸法・用途・デザインに合わせて、大建工業と永大産業を使い分けました。

リノベーション後の廊下。黒基調の建具で統一し、床は石目調のフロアタイルで連続させた
廊下に並ぶ建具。色をそろえると、扉の数が多くても視覚的にうるさくなりません。

既存のマンションは開口の高さや幅が中途半端に残ることが多く、今回も扉・枠はほぼすべて幅と高さの特注としています。さらに、既製品では納まりにくい部分にはアイカ工業のメラミン面材を使った特注扉を製作しました。ダイニングの収納扉と洗面所の扉がそれにあたります。

DOORS & BUILT-IN SPEC

  • 大建工業/イエリアセレクト 片開きドア・吊戸引違 扉:アイアンブラック/枠:モスブラック(幅・高さ特注)
  • 永大産業/スキスムT マテリアルセレクション 全6開口
  •  └ LDK/片開きドア レザー調ブラック(枠:マットブラック)/ソフトクローズ付
  •  └ 居室/引込吊戸(連動) 石目調グレー(枠:ノーブルグレー)
  •  └ リビング収納/フルフラット両開き戸 左右2か所 ※両側ともロボット掃除機対応(扉下端カット)・収納内電源あり
  • アイカ工業/ダイニング収納扉(特注) メラミン化粧板 K-6110KN
  • アイカ工業/洗面所扉(特注) メラミン化粧板 K-6115KN 2枚
  • アイカ工業/特注カウンター バリューエッジCO.(黒レザー)
  • 可動棚/南海プライウッド ステンレス棚柱+アートランバーO(クリアホワイト)

DOOR NOTE

建具はメーカーごとに得意な形状やサイズ対応が違います。無理に一社で揃えるより、場所ごとに選んで組み合わせたほうが結果的にきれいに納まることがあります。既製品で納まらないところは、面材から選んで特注するという方法もあります。

ROOM 01もともと洋室だった部屋|内装で印象を変える

間取りは変えず、内装と建具で印象を大きく変えた部屋です。天井に木目を使い、壁のクロスを張り替え、床はLDKと同じ大判タイルへ。建具は黒でそろえました。既存の洋室でも、天井・壁・床・建具を入れ替えるだけで空間の見え方は大きく変わります。

もともと洋室だった部屋のリノベーション後。木目の天井と黒い建具でまとめている
木目の天井が、黒い建具とグレーの床の間をやわらげます。
もともと洋室だった部屋に造作したクローゼット。ハンガーパイプと可動棚
造作クローゼット。棚板の高さを後から変えられます。

クローゼットは造作しました。ハンガーパイプを上下2段にして丈の短い衣類を多く掛けられるようにし、棚は可動式に。持ち物の量が変わっても高さを調整できます。

ROOM 02和室から洋室へ|いちばん変化の大きかった部屋

既存の和室は、畳と襖の押入れ収納がある構成でした。今回のリノベーションでは洋室化し、床・壁・天井・収納建具まで住まい全体のトーンに合わせて一新しています。

BEFORE

リノベーション前の和室。畳と襖の押入れ収納、木枠の建具が残る状態
畳と襖の押入れ収納。

AFTER

和室を洋室化したリノベーション後。引き戸の収納と大判フロアタイル、グレーの内装でまとめている
襖は引き戸の収納へ。床はLDKと同じ大判タイル。

畳と襖のままでは家具の置き方が限られますが、洋室にすると寝室にも書斎にも使えます。中古マンションでは和室が残っていることが多く、使い方に合わせて洋室へ変えられるかどうかは、購入前後によくご相談をいただくポイントです。

ROOM NOTE

和室を洋室へ変えるときは、畳の厚み分だけ床の高さが変わります。今回は隣接する部屋や廊下との段差が出ないよう、下地から高さを合わせて仕上げました。間取りを変えなくても、和室の洋室化だけで住まいの使い方はかなり広がります。

WASHROOM ・ LAUNDRY ・ TOILET洗面・ランドリー・トイレ

洗面室は内装を一新し、大きな鏡と壁埋め込み水栓ですっきりまとめました。収納扉はアイカの特注面材で、キッチンや建具と色調をそろえています。

リノベーション後の洗面室。大きな鏡と壁埋め込み水栓、アイカの特注面材による収納扉
壁埋め込み水栓で洗面まわりをすっきりと。
リノベーション後の洗濯機置場。黒い可動棚を造作した
洗濯機置場の可動棚。

洗濯機まわりは生活感が出やすい場所です。だからこそ棚の位置と色をそろえておくと、ものが増えても整って見えます。洗濯パンと水栓も更新し、掃除しやすい状態にしました。トイレは内装を張り替え、L型手すりを設置しています。

リノベーション後のトイレ。内装を張り替え、L型手すりを設置した
トイレは内装の張り替えとL型手すりの設置。

※トイレは内装の張り替えと手すり設置が工事範囲です。

BATHROOM浴室

浴室はTOTOのマンションリモデルバスルーム、ひろがるWYシリーズ Kタイプ(1418サイズ)です。壁は4面ともサバナグレー、浴槽はジュエリーブラック。床は「ほっカラリ床」のライトグレー(ラグ調)で、濃色の壁と明るい床のコントラストをつけました。

BEFORE

リノベーション前の浴室

AFTER

リノベーション後の浴室。TOTOマンションリモデルバスルーム、サバナグレーの壁パネルとジュエリーブラックの浴槽

カウンター・鏡・収納棚は設けていません。掃除する対象そのものを減らす考え方です。手すりや水栓の高さは、ご家族が実際に洗い場で動いたときに使いやすい位置を確認しながら決めました。

BATHROOM SPEC

  • ユニットバス/TOTO マンションリモデルバスルーム ひろがるWY Kタイプ 1418
  • 壁パネル/4面 サバナグレー
  • /ほっカラリ床 ライトグレー(ラグ調)
  • 浴槽・エプロン/ジュエリーブラック
  • ドア/ブラック開き戸
  • 照明/LEDダウンライト3灯
  • 手すり/浴槽横I型手すり
  • 構成/カウンターなし・鏡なし・収納棚なし

※浴室暖房・換気設備は既存設備をそのまま活かしています。

INNER WINDOW内窓|デザインだけでなく、断熱まで整える

開口部にはLIXILのインプラス(内窓)を4か所設置しました。既存の窓の内側にもう一枚窓を足す工事のため、サッシ本体やマンションの共用部にあたる部分を触らずに施工できます。管理規約の範囲内で採用しやすく、1か所あたりの工事も短時間で終わります。

BEFORE

内窓を設置する前のLDKの掃き出し窓。既存のアルミサッシのみの状態

AFTER

内窓を設置した後のLDKの掃き出し窓。既存サッシの内側に内窓が入っている

窓まわりは、冬の底冷えや外の音が気になりやすい部分です。内窓を入れると窓と窓の間に空気の層ができ、居室の温度が安定しやすくなります。生活音の抜けも穏やかになりました。

WINDOW NOTE

内窓を入れると、窓枠が室内側へ数センチ出てきます。今回もカーテンレールの位置が変わったため、施工後に窓まわりを実寸で測り直しました。カーテンの手配は、施工後の実寸確認を待つのが安心です。

STAFF VOICE担当者コメント

担当より

中古マンションの入居前リノベーションは、住みながらの工事と違って一度にまとめて考えられるのが強みです。今回も、部屋ごとに好みの色を足していくのではなく、住まい全体で使う色と素材を先に決めてから各部屋を計画しました。玄関を上がった瞬間から、廊下、LDK、キッチン、居室までトーンが途切れないので、面積以上の広がりを感じられる仕上がりになっています。

一方で、マンションには建物側の条件があります。ディスポーザーの適合、内窓と管理規約、既存の開口寸法。そうした条件を早い段階で確認しておくと、後から仕様を変える必要がなくなります。杉並区・中野区周辺で中古マンションの購入とリノベーションをお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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