施工実績
水まわり4点と玄関・外まわりを整えた戸建てリフォーム|中野区





キッチン・浴室・洗面・トイレ・玄関。水まわり4点と玄関ドアを入れ替え、外まわりまで手を入れました。
キッチン・浴室・洗面・トイレの水まわり4点に、玄関ドアと和室の押入れ、駐車場、サンデッキまで。傷みが出ていた場所をまとめて改修しました。浴室は解体後に土台と木部の傷みを確認し、補修してから新しい浴室を組んでいます。
初めてのリフォームで、はじめは不安もあったとうかがいました。お見積りのご依頼をいただいて現地を見せていただくと、傷んでいたのは設備だけではありません。押入れの床には黒ずみが出て、駐車場のピンコロは車の通り道に沿って沈み、サンデッキの床板は割れています。設備を入れ替えるだけなら表面はきれいになりますが、下地が傷んだままでは長くもちません。解体して見えるようになった部分を確認しながら進めました。
工期は2026年3月〜5月。工事費 約680万円(税込)は、キッチン・浴室・洗面室・トイレ・玄関ドア・和室押入れ・駐車場・サンデッキを含む改修工事一式の金額です。仕様や現場状況により変動しますので、概算とお考えください。
BATHROOM浴室|解体して分かった、土台の傷み
もとの浴室は、床も壁もタイル張りの在来工法でした。淡い紫のタイルに、からし色の浴槽。この時点で見えているのは、タイルと浴槽の傷みだけです。

在来浴室をユニットバスに替えるときは、床のコンクリートを斫り、壁のタイルと天井の下地まで撤去します。ここまで解体して、ようやく壁の内側と床下が見えるようになります。

出てきたのは、この状態でした。土台の木材は黒く変色し、表面が繊維状に剥がれています。給水・給湯の鉄管は錆がこぶになって太くなり、バルブの継手には緑青が出ていました。長い年月のあいだに、床や壁のわずかな隙間から水分が入り込んでいたためです。

傷んでいた範囲を確認し、必要なところの土台を入れ替えました。工程では、解体の翌日から2日間をこの土台まわりの工事にあてています。そのあとに土間コンクリートを打ち、給水・給湯・排水・追い炊きの配管をやり直してから、ユニットバスを組み立てました。仕上げてしまえば、土台も配管も二度と見えません。
BATHROOM NOTE
タイル張りの在来浴室をユニットバスに替えるときは、土台や柱脚に傷みが出ていることがあります。解体前には見えないため、お見積りの段階で「補修が必要になる可能性」と概算を確認しておくと、工事が始まってから慌てずにすみます。
完成した浴室


TOTOのサザナ HTシリーズ Sタイプ、1616サイズです。正面のアクセントパネルはプリズムブルー、まわりの3面はプリズムホワイト。洗い場まわりは縦長のミラーと棚だけにして、カウンターは設けていません。ものを置く場所を増やさないほうが、掃除する対象そのものが減ります。
BATHROOM SPEC
- ユニットバス/TOTO サザナ HTシリーズ Sタイプ 1616(1坪サイズ)
- 浴槽/ゆるリラ浴槽(ホワイト) ※魔法びん浴槽(JIS高断熱浴槽)
- 床・壁/ほっカラリ床/アクセントパネル:プリズムブルー・周囲パネル:プリズムホワイト
- 水栓・シャワー/スッキリ棚水栓+コンフォートウェーブシャワー/コンフォートシャワーバー(手すり兼用)
- 主な工事/浴室解体・土間コンクリート打設・土台廻りの腐食箇所入れ替え・給水給湯排水追焚配管・換気扇および換気ダクト・入口の三方枠造作
換気扇はユニットバスに付属しない仕様のため、別途取り付けています。この換気と照明の明るさについては、完成後にお客様から使いやすくなったとの声をいただきました。
※ユニットバスの納まりに合わせて既存の窓は塞いでいます。
KITCHENキッチン|本体交換だけでは終わらない


もとは細長い空間に沿って吊戸棚と流し台が続く構成で、ステンレスの一体天板に淡い緑のタイル壁でした。新しいキッチンはTOTOのミッテ。I型で、扉はシーンブルーグレー、カウンターはライトストーニーホワイトです。吊戸棚の下にLEDのスリムライトを入れて、手元を明るくしています。
本体を入れ替えるだけの工事ではありません。既存キッチンの解体撤去から始めて、下地を造作し直し、給排水管を移設して接続。ガス配管と電気配線も引き直しています。レンジフードは排気位置が変わったため、外壁にコアを抜いて換気ダクトをつなぎました。
KITCHEN SPEC
- キッチン/TOTO ミッテ I型(すべり台シンク)
- 扉・カウンター/シーンブルーグレー(ライン取っ手)/ライトストーニーホワイト
- 水栓/シングルレバー水栓+つま先らく押し水栓スイッチ
- 加熱機器・食洗機/ホーロートップ 片面焼きコンロ(ブラック・ガス)/ビルトイン食洗機(ブラック)
- レンジフード/フラットシロッコファンフード(LED・ブラック)
- 照明/ダウンライト(キッチン:温白色/リビング:調光付き電球色)
KITCHEN NOTE
レンジフードは機種によって排気の位置と径が変わります。既存のダクトがそのまま使えないときは、外壁にコアを抜いて新しく通す工事が必要です。本体価格だけでなく、この排気まわりも一緒に確認しておくと安心です。
WASHROOM洗面室|床を解体して、下地から直す


丸型ボウルの一体型化粧台と後付けの吊戸棚が並ぶ構成でした。化粧台と収納を撤去したところで床も解体しています。長年の水はねと湿気で下地が傷んでいたためです。根太と下地を直してから、新しい洗面台を据えました。
新しい洗面化粧台はTOTOのオクターブ Lite、間口900mm。鏡は収納を兼ねた三面鏡でワイドLED付きです。洗濯機側には洗濯機パンと緊急止水弁付きの水栓を新しく設け、床は石目調のクッションフロアに張り替えました。
WASHROOM SPEC
- 洗面化粧台/TOTO オクターブ Lite 間口900mm(2段引き出し・ソフトクローズ)/扉色:パナシェホワイト
- ミラー/三面鏡(ワイドLED/くもり止めコート/鏡裏収納)
- 水栓/お掃除ラクラク水栓(エアインシャワー)
- 洗濯まわり/洗濯機パン(640サイズ)/緊急止水弁付2ハンドル混合栓
- 主な工事/化粧台・収納の解体撤去/既存床の解体と下地補修/内装仕上げ/スイッチ・コンセント交換/ダウンライト
TOILETトイレ|階段下の空間に収める


トイレは階段下にあり、天井が斜めに下がる空間です。もとはベージュの組み合わせ便器に温水洗浄便座、壁から立ち上がる露出配管という構成でした。便器はTOTOのウォシュレット一体形便器GGA1に交換し、木目のカウンターと収納キャビネットを設けています。カウンターは立ち座りのときに手をつく場所にもなります。
ブルーの壁を基調に、便器背面は白い織物調のクロスで切り替えました。床には明るい木目のクッションフロアを合わせ、落ち着いた空間に仕上げています。天井の換気扇も交換しました。
TOILET SPEC
- 便器/TOTO ウォシュレット一体形便器 GGA1(ホワイト)
- 収納/フロア収納キャビネット(ライトウッドN)+カウンター・二連紙巻器
- 内装/床:木目のクッションフロア/壁・天井:ビニルクロス
- 換気/天井埋込型換気扇に交換(三菱電機)
ENTRANCE DOOR玄関ドア|断熱性能も考えて交換


既存の玄関ドアは淡いグリーンの枠に石目調のパネルが入った鋼製で、塗膜は色あせ、縦枠には錆によるふくれと剥がれが出ていました。新しい玄関ドアは、断熱性能も考えてYKK APのドアリモ 玄関ドア D30をD2仕様で。デザインはE01Nの親子ドア、パネル色はアイスブルーノーチェです。玄関と廊下の照明も人感センサー付きのダウンライトに交換しました。
ENTRANCE DOOR SPEC
- 玄関ドア/YKK AP ドアリモ 玄関ドア D30(断熱ドア) D2仕様
- デザイン・色/E01N 親子ドア(左勝手)/パネル:アイスブルーノーチェ・枠:バニラウォールナット
- キー/ピタットキー
- 照明/玄関・廊下 ダウンライト(電球色・人感センサー付き)
DOOR NOTE
ドアリモは、既存の枠を壊さずにその上から新しい枠をかぶせる工法です。壁を壊さないので工事は1日で終わります。玄関だけを先に直したい、という進め方もしやすい工事です。
OUTSIDE & OTHERS外まわりとその他の工事
駐車場は御影石のピンコロ敷きで、車の通り道に沿って帯状に沈んでいました。沈んでいたのは石ではなく、その下の地盤です。石そのものはまだ十分に使えたので、一度すべて外して下地を直し、同じ石を敷き直して目地モルタルを詰めました。新しい石を買い直すより費用を抑えられて、見た目も変わりません。


サンデッキは、既存の木製デッキが黒褐色に風化し、板の木口が裂けてささくれていました。既存デッキを撤去して下地を整えたうえで、LIXIL「レストステージ」の人工木ウッドデッキへ交換しています。天然木に比べて塗り替えの手間がかからず、ささくれも出にくいため、洗濯物を干したり素足で出たりする場所には向いています。色はクリエラスクです。

このほか、和室の押入れは床下地を作り直し、入口の敷居も補修しています。
※駐車場・サンデッキ・押入れは完成後の写真を撮影できていないため、掲載していません。
OWNER’S VOICEお施主様の声
※お客様からいただいた声をもとに、掲載用に一部を抜粋・整理しています。
STAFF VOICE担当者から
担当より
水まわりを4点まとめて、というご相談は多くいただきます。ただ今回のように、押入れの床や駐車場の沈み、デッキの傷みまで含めて一度に見せていただけると、直す順番と費用の配分を整理しやすくなります。ばらばらに工事をするより、仮設や職人の手配も一度で済みます。
浴室の土台は、解体するまで実際の範囲は分かりません。それでも、在来のタイル浴室であればある程度は予想がつきます。だからお見積りの段階で補修の可能性をお伝えして、費用を見込んでおきました。工事が始まってから「開けてみたら追加でした」とならないようにするのが、私たちの仕事だと思っています。
仕上げてしまえば、土台も配管も下地も見えません。それでも、これから何十年と住み続ける家です。見えなくなる場所を診て、必要なところを直しておく。中野区の住医として、そこは省かずにやっていきます。
こちらの施工事例も是非ご覧ください










お客様より
初めてのリフォームで当初は不安もありましたが、丁寧な説明と迅速な対応で安心してお願いできました。細かいところまでアドバイスいただき、希望以上の仕上がりに。浴室の換気や照明も使いやすくなり、とても快適に過ごしています。職人さんも信頼できる方ばかりで、安心してお任せできました。