中野区の地域密着工務店『アイエスシーのリフォーム』ブログ
《窓の断熱で夏を涼しく過ごす!住まいの猛暑対策》
■ 窓の断熱とは?
○ 断熱性能を表す「熱貫流率」とは
○ 窓の断熱対策で得られる効果
■ 新築・リフォームでできる窓の断熱対策
○ 「断熱窓」の種類
○ リフォームでできる窓の断熱
■ 今すぐできる窓の断熱
○ 断熱ボードを設置する
○ 窓に断熱シートを貼る
○ 断熱カーテンを使う
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■ 窓の断熱とは?
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窓の断熱とは、窓を通じて室外からの熱の侵入や室内からの熱の流出を防ぐことを言います。
窓の断熱を行うことで室内の温度を安定させ、エネルギーの消費を抑えることもできるため光熱費の削減にも繋がります。
断熱性能はどのような数値を確認をすればよいか、また窓の断熱性能でどのような効果が得られるのかご紹介していきます。
○ 断熱性能を表す「熱貫流率」とは
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熱貫流率とは、室外と室内を隔てる各部材(窓やドア)の熱の伝えやすさを表す数値のことです。
断熱性能は、熱貫流率(U値)という数値で表します。室内と室外の温度差を1℃とした時に、窓ガラス1㎡当たり1時間でどのくらい熱が通過するかを計測します。
この数値が小さいほど、伝わる熱量が少ないため断熱性能が高いとされています。
○ 窓の断熱対策で得られる効果
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窓の断熱性能を高めるとどのような効果があるのか具体的に説明していきます。
◆ 夏は涼しく過ごしやすくなる
夏に窓から入ってくる熱の割合は、全体の約7割です。
外壁や屋根などと違い、窓は開口部となるため多くの熱が出入りします。
窓の断熱性能を高めることにより、窓からの熱の移動を防ぎ、暑い夏でも快適な住環境で過ごすことができます。
◆ 光熱費の削減に繋がる
窓の断熱性能を高めることにより、外気からの影響を大幅に削減できます。
冷房の効きが良くなり、室温を一定に保つことができるため、光熱費の削減にも繋がります。
■ 新築・リフォームでできる窓の断熱対策
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窓の断熱によって得られる効果について説明してきましたが、実際に窓の断熱性能を高めるためには「空気」が鍵になります。
「空気」は、熱を伝えにくく断熱性の高い物質です。
しかし、「空気」はそこにあるだけでは断熱材として機能しません。断熱性を発揮するためには、空気を閉じ込め動かない「層」にする必要があります。
この「空気」の「層」を「空気層」と言います。
「空気層」が断熱材として機能することから、窓の断熱には「空気層」が必要です。
ここからは、注文住宅を建てる際やリフォームにおける窓の断熱についてご紹介していきます。
○ 「断熱窓」の種類
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窓ガラスの性能は「ガラスの枚数」「中空層」「ガラスの表面の金属膜の有無」により変わってきます。
1枚ではなく複数枚ガラスを重ねる(複層ガラス)ことで断熱性能を高めます。
それぞれの特徴を把握することが重要なため、詳しく説明していきます。
◆ ペアガラス
ガラスを二重にした複層ガラスを「ペアガラス」と言い、ガラスの間に「中空層」という空間をつくることで、断熱性能を高めます。
ペアガラスは近年、断熱窓に広く使われており住宅での普及率は約7割と言われています。
◆ トリプルガラス
ガラスを三重にした複層ガラスが「トリプルガラス」です。
ペアガラスよりもガラスが1枚多いため空気の層を多くつくり、断熱効果がさらに高まります。
また、ガラスの強度が高いため防犯性に優れ、遮音効果が高いのも特徴です。
◆ Low-Eガラス
「Low-Eガラス」はガラスの表面にLow-E膜という特殊な金属膜でコーティングしたガラスのことです。
近年、断熱効果のあるガラスの中でも特に高性能なガラスとして注目されています。
夏は太陽の熱を反射して室温の上昇を防ぎ、断熱効果をさらに高めてくれます。
○ リフォームでできる窓の断熱
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◆ 窓ガラスの交換で断熱性を高める
窓ガラスを断熱性の高い窓ガラスへ変えることで、断熱性を高めることができます。
◆ アルミ製サッシから樹脂製サッシへ変える
一般的な窓でよく使われているのは、アルミ製のサッシですがアルミは熱伝導率が高いです。
アルミ製サッシのまま窓ガラスだけ断熱効果の高いものに変えても、熱が伝わるため断熱の効果が低くなります。
既存のサッシがアルミ製の場合、熱伝導率が低い樹脂製のサッシに変えることで断熱効果を高めることができます。
◆ 内窓を取り付ける
内窓は、今設置してある窓の内側に新しい窓を取り付けて二重窓にする方法です。
既存の窓と内窓の間に空気の層をつくるため、断熱性だけでなく防音性にも効果があります。
■ 今すぐできる窓の断熱
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今すぐ窓を取り替えることができない方も安心してください。
ここからは、今すぐできる窓の断熱方法をご紹介いたします。
○ 断熱ボードを設置する
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最も簡単にできる窓の断熱対策は、断熱ボードを置くことです。
断熱ボードとは、熱を遮断することを目的としたパネルのことで、ホームセンターなどで手軽に購入できます。
設置方法は窓に立てかけるだけなので簡単ですが、見た目も大きく損なわれるため、あくまで簡易的な方法として活用するのがおすすめです。
○ 窓に断熱シートを貼る
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続いての方法は断熱シートを貼ることです。
緩衝材として用いられるプチプチや、専用の断熱シートを使用します。
こちらもホームセンターで購入できるので手軽にできる断熱対策ですが、断熱シートをきれいに貼るのは難しいというデメリットがあります。
あらかじめ断熱シートの貼り方のコツを調べたり、専門のリフォーム業者に依頼することをおすすめします。
○ 断熱カーテンを使う
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断熱カーテンに交換することで断熱性を高めることができます。
床とカーテンの間に隙間をつくらないことが最も重要なので、窓よりも一回り大きなカーテンを使用することをおすすめします。
断熱カーテンは時期によりカーテンの裏に結露が発生しやすく、カビの原因にもなるため、定期的に窓を開けて換気することが大切です。
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日中だけではなく、夜間も暑さが続き寝苦しい毎日です。
耐えられると思いがちですが、寝ている間にも熱中症になるリスクがあるので今年は意を決して一晩中冷房をつけっぱなしにしています。
電気代が恐ろしいですが、朝までぐっすり眠れるので良しとします。
みなさまも夜間だからと油断せず、熱中症に気をつけてお過ごしください。