中野区の地域密着工務店『アイエスシーのリフォーム』ブログ
家の湿気・カビ対策|梅雨を快適に乗り切るための暮らしの工夫
2025/5/21
はじめに|梅雨の湿気とカビに悩まされる季節へ
梅雨が訪れると、家の中の湿気が一気に増え、カビの発生が気になる季節がやってきます。
特に、窓際の結露や布団・クローゼットのカビ臭など、さまざまな生活トラブルが起こりやすくなります。
さらに、浴室やキッチンなどの水まわりに黒カビが発生してしまうことも。
こうした湿気やカビは、家のダメージだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす恐れがあります。
今回は、梅雨の不快感を軽減し、快適な暮らしを守るための【現実的な湿気・カビ対策】をご紹介します。
【1】梅雨時期に起こりがちなトラブル
● 布団やクローゼットのカビ臭問題
湿気がこもりやすい布団やクローゼット。押入れの奥にしまいっぱなしの衣類や寝具にカビが生え、嫌なニオイが染みつくことも。
● 窓際の結露とカビの発生
気温差による結露が、窓枠やカーテンに黒カビを発生させやすくします。放置すると壁紙までカビが広がることも。
【2】湿気がたまる原因とカビが発生しやすい場所
● 湿気の原因はこの3つ
-
高気密な住宅構造
断熱性が高い家は、湿気がこもりやすい傾向にあります。 -
換気不足
梅雨は窓を開けにくく、空気が循環せずに湿度が上昇。 -
部屋干し
洗濯物の水分が空気中に放出され、湿気が室内に溜まります。
● カビが発生しやすい家の中の要注意エリア
◯ クローゼット・押入れ
通気性が悪く、湿気がこもりやすい収納スペース。
→【対策】:除湿剤+通気確保
◯ 窓まわり(サッシ・カーテン)
結露しやすく、黒カビが繁殖しやすいエリア。
→【対策】:結露防止シート+こまめな拭き取り
◯ 水まわり(浴室・キッチン)
高湿度でぬめりや黒カビが発生しやすい場所。
→【対策】:防カビスプレー+換気の徹底
【3】暮らしの中でできる現実的な湿気・カビ対策3選
① サーキュレーターで空気を循環させる
- 部屋干し中でも湿気をこもらせない
- クローゼット内に風を送る
- エアコンと併用で除湿効率アップ
ポイント: 壁や天井に向けて風を送ると、空気全体が効率よく循環します。
② クローゼット・押入れの収納術で湿気をカット
- 通気性の良い収納ケースを使う(不織布・メッシュ)
- 除湿剤を設置
- 詰め込みすぎず風の通り道をつくる
- 扉を少し開けて換気
③ 窓・浴室の湿気対策でカビを防ぐ
- 結露防止シートで窓の水滴を防止
- サッシや窓枠のこまめな拭き取り
- 浴室の壁や排水口に防カビスプレーを使用
- 入浴後・調理後はしっかり換気
おわりに|“湿気をためない暮らし”を意識して
梅雨の時期は、家のあらゆる場所に湿気がこもりやすく、カビが繁殖しやすくなります。
しかし、日常的にちょっとした工夫を続けるだけで、快適な空間は守れます。
湿気・カビ対策の3つのポイント
- 空気の流れを作る
- 湿気を溜めない構造にする
- こまめなケアを怠らない
毎日の暮らしにこれらの対策を取り入れて、じめじめした梅雨でも快適な住まいを保ちましょう!