施工実績
出窓を生かした浴室と、幅120cmの洗面台|杉並区の戸建て水まわりリフォーム
東京都杉並区の戸建てで、浴室・洗面化粧台・レンジフードを改修した施工事例です。浴室は既存の出窓をそのまま残し、タカラスタンダードの「グランスパ」1616サイズへ入れ替えました。浴槽の色は、もとの浴室と同じピンク系のシュガーライトピンク。洗面所は幅120cmの下台に幅75cmの三面鏡を組み合わせ、右手に窓がある配置へ納めています。あわせて洗面所の床・壁・天井を仕上げ直し、キッチンのレンジフードも交換しました。

RENOVATION SCOPE / 今回変えたところ
- 浴室(タカラスタンダード グランスパ 1616サイズ)
- 洗面化粧台(タカラスタンダード ファミーユ 下台120cm・三面鏡75cm)
- レンジフード(Panasonic スマートスクエアフード 幅90cm)
- 洗面所の床(クッションフロア)
- 洗面所の壁・天井(クロス)
- 浴室の折戸 幅80cm(上部換気口付き)
- 浴室ドアの三方枠造作
- 浴室出窓まわりの下地造作
- 樹脂の窓枠(奥行50cm)
- 浴室の換気扇 100φ(別手配)
- 壁の中の換気ダクト振替え
- 浴室まわりの配線改修
- 給水・給湯・排水の配管と接合
- 洗面化粧台の給排水接続
- 壁の間仕切り補修
- 既存浴室・浴室ドア・一部壁の解体撤去
- 既存洗面化粧台の解体撤去
- 既存レンジフードの撤去処分
- レンジフードのダクト配管・繋ぎ込み
- 同時給排ユニットと幕板
- 養生・場内小運搬・発生材処分
※掲載費用は税込金額をもとに、各費用・合計をそれぞれ10万円未満切り捨てで表示しています。金額は工事内容・仕様・現場の状況により変わります。
EXISTING / 今回そのまま使ったもの
浴室の出窓は、サッシもロールスクリーンも既存のままです。新しくしたのは、浴室側に見えてくる樹脂の窓枠と、その下地。洗面所では、窓・上部の吊戸棚・両側の木製ドアをそのまま使っています。キッチンで替えたのはレンジフードだけで、キッチン本体・ガスコンロ・吊戸棚・タイル壁はどれも既存のままです。給湯器も交換していません。替えるところと、そのまま使うところを、先に分けて考えました。
BATHROOM浴室|ピンクの浴槽は、色をそのままに
もとの浴室は、タイル張りの壁にピンク系の浴槽。窓は出窓で、窓台の下には手すりが2本ついていました。新しく入れたのは、タカラスタンダードの「グランスパ」1616サイズです。浴槽はキープクリーン浴槽のシュガーライトピンク。アクリル人造大理石のラウンド浴槽で、色の系統はもとの浴槽から引き継いでいます。



改修前の浴槽まわりと、改修後の浴槽・エプロン・床。壁はタイルからホーローのパネルに変わりました。撮影の位置と画角はそろえていません。
壁は高品位ホーローパネルで、正面をウォルナットホワイト、まわりをホワイトにしています。洗い場の床はキープクリーンフロアのカームベージュ。浴槽の前に立つエプロンは、カラーステンレスのベージュです。

洗い場にはカウンターも固定の収納棚も設けていません。ものの置き場所をつくらないぶん、壁面がすっきりして、掃除する面も減ります。手すりは、シャワーフックを兼ねた手すりタイプのスライドバーと、樹脂製のハンドバーが2本です。

BATHROOM NOTE
浴室の換気扇は、ユニットバスに必ず付いてくるものではありません。今回はメーカー側を天井換気扇なしの仕様で手配し、100φの換気扇を別に用意して壁の上部に納めています。あわせて、壁の中を通る換気ダクトの経路も振り替えました。既存の換気の位置と、新しい浴室の納まりが合わないことは珍しくありません。お見積りに「換気ダクト」の項目があるときは、どこからどこへ振り替えるのかを聞いておくと、工事の中身が分かりやすくなります。
BATHROOM SPEC
- Unit Bath/タカラスタンダード グランスパ 1616サイズ(AR勝手)/ 低床タイプのボルト脚架台
- Bathtub/キープクリーン浴槽(アクリル人造大理石・高断熱浴槽)ラウンド形状 / シュガーライトピンク / 追い焚きの循環金具付き
- Floor/キープクリーンフロア ハイクラス / カームベージュ / 排水口カバー付き
- Wall/高品位ホーローパネル ハイクラス(一面デザイン)/ 正面 ウォルナットホワイト / 周辺 ホワイト
- Apron/カラーステンレス ベージュ(保温材あり)
- Ceiling/高光沢フラット天井 / ダウンライト 3灯(電球色)
- Faucet/サーモ水栓(樹脂製ホース・メタル調)/ 標準シャワーヘッド / 洗い場1水栓(浴槽側の水栓なし)
- Bar/シャワーフックスライドバー〈手すりタイプ〉/ ハンドバー 樹脂製 I型600(ベージュ)2本
- Door/折戸 幅80cm(ホワイト)/ 樹脂ガラス(半透明)/ 上部換気口
- Window/窓枠フリー(樹脂タイプ・奥行50cm) ※サッシは既存
- Ventilation/100φ 換気扇(三菱電機・別手配) ※ユニットバスは天井換気扇なし仕様
- Others/マグネットショートミラー / 断熱風呂ふた・風呂ふたフック / マグネット式ラック / カウンターなし・固定収納棚なし・タオル掛けなし
BAY WINDOW出窓|窓は残して、浴室側の枠を新しく
この浴室でいちばん手のかかったのは、出窓の納まりです。窓そのものは交換していません。既存のアルミサッシも、上に付いているロールスクリーンも、もとのまま使っています。変えたのは、浴室の側から見えてくる部分。奥行50cmの樹脂の窓枠を入れ、その下地をつくり直しました。

WINDOW NOTE
ユニットバスは、四角い箱を部屋の中に組み立てる工事です。壁に窓があると、その部分だけ箱に開口をつくり、窓まで枠でつなぐ必要があります。出窓のように奥行のある窓では、この枠の奥行と下地のつくり方で仕上がりが決まります。「窓は替えないから安い」と考えていると、枠と下地の費用が抜けてしまいます。窓のある浴室を検討するときは、窓枠の奥行が何cmになるかを早めに確認しておくと安心です。
CONSTRUCTION工事中|解体すると、窓の下地と配管が見える
既存の浴室を解体すると、柱・間柱・筋交いと、壁の中の配線・配管が現れます。出窓はこの状態でも残ったままです。ここから出窓まわりの下地を造作し、換気ダクトの経路を振り替え、給水・給湯・排水を新しい浴室の接続位置に合わせていきました。
工程表では、解体 → 配管 → ユニットバスの組立と枠の造作 → 内装 → 洗面化粧台の組立と接続という順で、予定期間を6日間として組んでいました。浴室・洗面所・レンジフードを一度にまとめると、どの職種がどの日に入るかを先に決めておく必要があります。




CONSTRUCTION NOTE
壁の中には、もとから吹き付けの断熱材が入っていました。今回の工事で新しく断熱材を入れたわけではありません。筋交いや金物も既存のもので、解体して見えるようになっただけです。耐震の補強工事もしていません。工事中の写真には「何をしたか」と同じくらい「何をしていないか」も写ります。気になるところは、そのつど現場で見ていただくのがいちばん確かです。
WASHROOM洗面所|幅120cmの下台に、幅75cmの三面鏡
洗面化粧台はタカラスタンダードの「ファミーユ」へ交換しました。下台の幅は120cm、三面鏡の幅は75cmです。上下を同じ幅でそろえていないのは、鏡の右側に既存の窓があるから。窓をふさがない位置に鏡を寄せ、カウンターは窓の下まで120cmで通しています。


交換前の洗面化粧台と、交換後のファミーユ。ピンク系のボウルから、白い人造大理石のハイバックカウンターへ。撮影の位置と画角はそろえていません。
カウンターは人造大理石のハイバックカウンターで、色はクリスタルホワイト。壁との間に立ち上がりがあるので、水はねが壁のクロスまで回りません。扉はミックスウッドホワイト、収納は2段のスライドでソフトクローズ付き。水栓はエコタイプのシングルレバーシャワー水栓です。
洗面化粧台の交換に合わせて、洗面所の床・壁・天井も仕上げ直しました。床はクッションフロア、壁と天井はクロスです。

WASHROOM NOTE
洗面化粧台は、下台の幅と鏡の幅を別々に選べます。今回のように鏡の横に窓があるお住まいでは、窓をふさがない鏡の幅を先に決めて、そのあとで下台の幅を決めると納まりが素直になります。「120cmの洗面台」と言っても、鏡まで120cmとは限りません。カタログや図面で確認するときは、下台の幅と鏡の幅を分けて見てみてください。
WASHROOM SPEC
- Vanity/タカラスタンダード ファミーユ 下台 幅120cm / 三面鏡 幅75cm / カウンター高さ80cm
- Door/ミックスウッドホワイト
- Counter/人造大理石 ハイバックカウンター / クリスタルホワイト
- Mirror/三面鏡(ワイドLED)
- Faucet/エコタイプ シングルレバー式シャワー水栓(クロムメッキ)
- Cabinet/スライド2段タイプ・ソフトクローズ
- Interior/床 クッションフロア / 壁・天井 クロス(張り替え)
- Existing/窓・上部の吊戸棚・両側の木製ドアは既存のまま
RANGE HOODレンジフード|深いフードから、薄いフードへ
キッチンで交換したのは、レンジフードだけです。キッチン本体もガスコンロも既存のまま使っています。既存は下がふくらんだ深型のフードでした。新しくしたのはPanasonicの「スマートスクエアフード」、幅90cmのシルバーです。


交換前の深型フードと、交換後のスマートスクエアフード。ふくらんだ形から、平らな薄い形になりました。撮影の位置と画角はそろえていません。
工事に入っているのは本体だけではありません。同時給排ユニットと幕板、ダクトの配管・繋ぎ込みまでが含まれます。同時給排ユニットは、排気と同時に外の空気を取り込むための部品です。

HOOD NOTE
レンジフードの交換は、本体を付け替えるだけでは終わりません。既存のフードとは形も寸法も違うので、天井までの幕板を新しい本体に合わせて用意し、ダクトの径と経路も合わせ直します。今回は同時給排ユニットも入れているので、給気側の部品も加わりました。お見積りに本体以外の項目が並ぶのは、このためです。本体の金額だけで比べると、実際の工事とずれてしまいます。
RANGE HOOD SPEC
- Hood/Panasonic スマートスクエアフード FY-9HZC5-S / 幅90cm(シルバー)
- Unit/同時給排ユニット FY-MS956E-S
- Parts/幕板 / ダクト配管・繋ぎ込み
- Work/既存レンジフードの撤去処分 / 据え付け施工
- Existing/キッチン本体・ガスコンロ・吊戸棚・タイル壁は既存のまま
STAFF VOICE担当者から
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担当者コメント
浴室・洗面所・レンジフードの3か所を、一度の工事でまとめて行いました。浴室は出窓のある形だったので、窓は替えずに残し、浴室側の枠と下地をつくり直しています。浴槽の色は、もとと同じピンク系。全部を新しい色に替えなくても、住まいは整います。どこを替えて、どこをそのまま使うか。そこを一緒に決めるところからお手伝いしています。